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がんを告知され、主治医に言われるまま放射線治療など西洋医学的治療を受けてきましたが、回復の兆候が見られません。そこでセカンドオピニオンを求めて訪ねた医院で代替療法を勧められました。
受けてみたいと思うのですが、これを主治医に話すべきかどうか迷っています。頭ごなしに否定されて精神的に落ち込む自分を想像すると、それこそ体に影響しないか心配なのです。 

 

 

回答者 藤岡典代(ふじおか・ふみよ)先生

がんのセカンドオピニオンとして人気の高い藤岡医院で、薬剤師・心理カウンセラーとして患者を心理面から支えてきた。昨年、自身に肺がんが見つかり、患者の心理をより深く理解できるようになり、その実感を元に回答いただいています。

 

 

代替療法は広範囲にわたっている  

 

検診などでがんが見つかり治療を始めるのは、多くの場合が基幹病院です。

そこではほとんどの場合、外科的手術、放射線治療、抗がん剤といった、いわゆるがんの三大医療が行われます。

それに対して、ハイパーサーミアなどの温熱療法

免疫療法

ホルミシス療法

ビタミンC療法

心理療法

食事療法

民間療法

その他がんに効くといわれる療法が数多く存在し、

それらをまとめて代替療法と言われます。

 

つまり代替療法は、食事療法とか日常生活の延長線上のものから、直接病患部に作用するまで広範囲にわたっています。

 

がんの患者さんが代替療法に取り組むきっかけは、

医師に、「あとはもう抗がん剤しかない。それ以外の治療には価値がない」と言われた人が

疑問を持って患者会に行ったり情報を集める中で、なんだ、まだやれることがたくさんあるんじゃないかと気づき、

食事を工夫するとか、運動をするとか、瞑想を始めてみるとか、自分なりの取り組みを始める。

こういうケースで入ってこられることが多いのです。

 

その中で、自分にしっくりくるのは何かと探した結果、

ビタミンC療法がいいとか、ハイパーサーミアがいいとなり、始めようというふうに、治療のフィールドが広がっていく可能性があります。

 

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必ずしも主治医に報告する必要はない

 

さて、質問者さまへのアドバイスですが、

食事療法など日常生活の延長線上にあるものについては、主治医に話す必要はないでしょう。

 

しかし、ビタミンC療法とかハイパーサーミアなど患部に作用させる療法については、主治医に話しておいたほうが良いと思います。

ただし、絶対に言う必要があるかといえば、そうではないと私は思います。

 

医者に伝えたときに、「そうですか。あなたがやりたいことだったら協力しますよ。頑張ってくださいね」という言葉を期待していたのに、

その逆の言葉、「そんなことやっても、お金の無駄ですよ」といった、言葉が返ってくる可能性もあります。

 

そのときに、主治医の言うままやめようと思うのか、その言葉を参考にして自分なりに決めようと思えるのか、

あるいは、自分が決めたことだからやると思うのか、です。

 

ここで大切にしてほしいのは、自分がどうしたいのかです。

どういうふうに元気になっていきたいのかを自分に問いかけてほしいですね。

つまり答えは自分の中にあるのです。

その権利が自分にあると信じていただきたいのです。

そう思えたら、答えは、自ずと出てくるはずです。

 

藤岡靖也+藤岡典代著『最期の晩餐~がん治癒へのターニングポイント』

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