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乙女の心得 世界が恋した日本女性

欧米人を魅了した幕末明治の日本女性

 

乙女の心得イメージ画像1

『乙女の心得』のサブタイトルは「世界が恋した日本女性」。

幕末や明治期に日本にやってきた欧米人を魅了したことのひとつに、日本女性の「美しさ」がありました。

欧米人たちがどんな言葉でそれを表現したのか、本書はそこから始まっています。

その一部を引用しましょう。 

 

 

「日本女性すべてこぎれいでさっぱりしており、平均的にかわいらしいので、
われわれは日本国土全体に惚れこんでしまいそうである」

 

思わず嬉しくなってしまうような言葉を述べているのは、
幕末に来日したヴェルナーです。

 

彼はプロイセンのオレインブルク伯使節団の一員として、
1860年から62年にかけて日本および中国を訪れました。

 

その際の見聞録をまとめたのが『エルベ号艦長幕末記』で、
当時の日本を知る手引き書の一冊といえます。

 

日本女性に対しての「日本国土全体に惚れこんでしまいそうだ」とは、
ほとんど絶賛のレベル、最上級の賞賛といっても過言ではないでしょう。

(中略)

 

ヴェルナーだけではありません。
少なからぬ西洋人が幕末明治の日本女性を褒め称える記録を残しているのです。 

 

「女は下層階級の者でも、一般にしとやかで、
その動作は外国人と付き合う場合の態度でも、すこぶる優雅である」 

 

幕府が開いた長崎海軍伝習所の第二次教官として
安政3(1858)年に来日したカッテンディーケの言葉です。

 

彼の記録によれば、水兵たちは長崎に入港し日本女性を目にするや、

 

「もうここへ錨を下ろして、どこへも出向したくない」

 

と大騒ぎになったとのこと。
薄い夏衣を纏った黒髪の女性たちは、西洋人を魅了するに何ら不足はなかったのでしょう。

 

淑やかで優雅な振る舞いは、極東の国・日本の異国情緒と相まって、不思議な魅力を醸し出したのかもしれません。

英国人写真家のポンティングは、日本を旅する外国人は、やがて日本女性の存在なくしてはいられなくなると述べました。

 

「日本を旅行するときに一番すばらしいことだと思うのは、何かにつけて婦人たちの優しい手助けなしには一日たりとも過ごせないことである」

 

当時の西洋人たちにとっては外国式のホテルのほうが便利で快適にはちがいないのに、

日本女性の優しくきめ細やかなもてなしにひとたび触れてしまうと、食事も口に合わず不便で快適でもない日本風の旅館に泊まりたくなってしまうのだ、というのです。

 

日露戦争の従軍記者でもあったポンティングはたびたび日本を訪れ、人々や風景を写真のみならず言葉でも活写しました。

 

「家の中で婦人の演ずる役割について、人々の見解が分かれることはない。

彼女は独裁者だが、大変利口な独裁者である。

 

彼女は自分が実際に支配しているように見えないところまで支配しているが、

それを極めて巧妙に行っているので、夫は自分が手綱を握っていると思っている。

 

そして、可愛らしい妻が実際にはしっかり方向を定めていて、

彼女が導くままに従っているだけなのを知らないのだ。

 

夫人は家の中で卓越した存在であるだけでなく、

日本の社会や産業においても急速に極めて重要な存在となりつつある」

 

戦前の日本は男尊女卑であったという見方が依然として定説のようになっていますが、

それは表層的なものであり、実際のところは実権を握っていたのが

日本女性であったことがポンティングの記録から伺い知ることができます。 

  

欧米人が日本女性のどこに魅了されたかというと、肉体的な美しさというよりも、表情やまなざし、立ち居振る舞い、心くばりに現れる「品格」であったことがわかります。

 

英国女王に一目を置かれた下田歌子

 

そうした日本女性の「品格」を磨き、それを庶民レベルまで浸透させることに生涯を賭けたのが、明治女子教育の先駆者・下田歌子です。 

歌子は、新しい時代にふさわしい女子教育を求めて、欧米各国を視察。英国ではヴィクトリア女王にも拝謁しています。 

女王との正式謁見の際、歌子は日本の王朝時代の伝統装束を身につけて現れ、一堂を魅了します。

森有礼などからドレスで臨むように注意される中、歌子は日本の伝統衣装を貫いたのです。

ヴィクトリア女王は、そんな歌子に心打たれ、その後もしばしば宮殿に招かれ、親しく会食をしたり談話を楽しんだりしたと言われます。

このエピソードに見られるように、下田歌子の女子教育に貫かれているのは、日本女性としての誇りと自信、そして女性としての使命、よろこびです。

 

 イメージ写真

 

日本の女性の美しさを掘り起こす

 

武家の女性の精神を祖母に学び、日本女性としての生き方(婦道)を追求してきた石川真理子氏が下田歌子と出逢い、

5年の歳月をかけて歌子の精神に学び、現代に生きる女性たちのために実践的解釈を加えて上梓したのが『乙女の心得』です。

 

武士の家系に生まれ、祖母より生きる指針を教わったという共通項を持つ歌子と著者。

歌子が日本女性へ残した言葉をひもときながら、著者ならではの経験と解釈をもって現代女性へ力強いメッセージとして投げかけています。

その教えは、胆力、勇気から、おしゃれ、交際まで、日常生活に活かせるものばかりです。若い女性はもとより、幅広い世代の女性に座右の書としていただきたい一冊です。

石川真理子写真

石川真理子(いしかわ・まりこ)

昭和41(1966)年 東京都出身。武家の家系に生まれ、明治生まれの祖母から武家に伝わる薫陶を受ける。文化女子大(現・文化学園大学)卒業後、大手出版社の編集プロダクション勤務。独立後は文筆活動のかたわら武士道や武家の生活文化を独自に学び、忘れられた「婦道」についての啓蒙活動を行う。

主な著書に『女子の武士道』『女子の教養』『勝海舟修養訓』(以上、致知出版社)、『新島八重 武家の女はまつげを濡らさない』(PHP研究所)、『明治女が教えてくれたプライドのある生き方』『いまも生きる「武士道」 武家の女性の精神を貫いた祖母の教え』(以上、講談社)、『心をたがやす言の葉帖』(グッドタイム出版)、『五月の蛍』(内外出版社)など。

乙女カバー500キロ

石川真理子著『乙女の心得~世界が恋した日本女性』
四六判(おしゃれなフランス装)、248ページ
*サイン本をお求めの方は、以下のオンラインショップから購入ください。


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 『乙女の心得』もくじより一部抜粋

 

第一章 思いやる心、慈しみ深き心  …礼と慈恵 

慈しむ心、恵み深き心は、馥郁と薫る女性ならではの宝もの 

私たち女性は慈恵によって社会に美しい花を咲かせるのです 

 

第二章 おしゃれの極意  …装飾と身だしなみ 

おしゃれの極意は「自分を美しく見せよう」という考えを捨てること 

飾らずとも花香のごとく溢れ出る美しさ。これぞ第一級の美人なり 

 

第三章 心の通い合う人づきあい  …交際の心得 

人と人との関係になくてはならないのは誠の心です 

虚栄心を捨てる第一歩は「人と比べる意識」を捨てること 

 

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第四章 夢を抱いて  …理想と現実 

理想は大空に光る月のようなもの。近づこうとする努力そのものが尊いのです 

夢を追うために足下を固める。しっかり地に立ってこそ天を見上げることができるのです 

 

第五章 才能を生かすために   天職・天命 

自分を探求し、才能を見極める。天職を知るということは、天命を知るということ 

女性にしか果たせない役割を否定することは自然に反すること。良い結果は望めましょうか 

 

第六章 きれいでかしこい家庭人  …賢母・良妻 

家庭のことを面倒にするも面白くするも心の持ちよう。ここに女性の教養が表れます 

子供を育てることは未来の国づくり。女性こそが国を背負っているのです 

 

第七章 颯爽と道をゆく  …勇気 

勇気とは道に対する強き決心のこと。進むも勇気、退くもまた勇気です 

真の勇気、四か条。冷静沈着、争わない、望みすぎない、失望しない 

 

第八章 信じる心に光あり  …信念 

女の一念岩をも徹す。覚悟をもって信念を貫く力は男性にも勝っています 

国を愛し、家庭を愛し、日本人であることを愛する。揺るぎない信念は、ここから生まれます 

 

第九章 凜と生きる  覚悟 

賜った命を力いっぱい生き抜く。それが自分のためであり世のためになる 

「女性らしさ」を受け入れずして覚悟の持ちようもありません 

 

 

 2017年5月31日発売
『乙女の心得~世界が恋した日本女性』

乙女カバー500キロ

石川真理子著『乙女の心得』
四六判(おしゃれなフランス装)、248ページ
定価 1500円+税
ISBN978-4-907461-13-3

著者のサイン入り本は以下からお求めください。
ご購入はこちらから

 

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