先日、新聞社から著者の山崎エリナさんが取材を受けた際に、

「この本、どうしてこの形なんですか?」との質問がありました。

三峯書影枠あり

 

これを答えるのは私じゃない?ということで横からベラベラしゃべってしまいました。

本の形のことなど考えたことがないという方がほとんどでしょうから、今回はこれについて書きますね。

 

本づくりの第一歩、判型

 

原稿を本という形にしていくときに、まず考えるのが本の形、つまり判型です。

文章中心の読み物の場合、文庫判、新書判、普通サイズの四六判、B6判あたりに納めようとするものですが(縦横比がなかなか良い)、

少し変わった本づくりをする弊社の場合、判型はどうするか、ゼロベースで考えていきます。

なので、弊社の本は、規格サイズとは違う変型判が何冊かあります。

 

なぜA5判横型に?

 

『三峯神社 開運ビジュアルブック』はA5判横型。

A4判のコピー用紙を半分に折って横向きにした形です。

 

多くの写真集は大判の縦型です。

本書がなぜこの形かというと、山岳地帯の山の頂上にある三峯神社にはパノラマのような景色が広がっているので、それを表現したかったというのが1点。

 

三峯の山々

©elina yamasaki

 

滝ページ

©elina yamasaki

 

また、写真は横型のものが多く、この形なら1ページいっぱいに置けるし、文に邪魔されずに済む(逆に言えば、文章は独立して楽しむことができる)。

 

あとは、手にした感じがとても良かったこと(これ、大事)。

 

類書のない本は、それなりの形に

 

普通、神社のガイドブックは、情報をメインとして写真は添え物の印象です。

でも、神社ならではの素晴らしい写真を載せたかったのです。文章がなくても訴える力が山崎エリナさんの写真にはあります。

とはいえ、文章でも、三峯の魅力をお伝えしたかった。なので、できるだけ少ない文章としました。言葉の力で三峯の幽玄の世界に導くためです。

 

ということで、本書は写真集とガイドブックを合わせたような本。

あまりない判型のほうが良いと考えたわけです。

 

しかし、横型の本は印刷代や製本代が高く付くといわれていました。

印刷所の精文堂さんに相談したら、縦型と同じ金額で行けますと言われ、決定しました。

 

この本、最初はシリーズを考えていなかったのですが、
出てからは、あそこの神社の本をつくったらどうかとか言われていたのですが、もしかしたら第二弾が決まり、シリーズになるかもしれません。

(グッドブックス 良本和惠)

 

『三峯神社 開運ビジュアルブック』(山崎エリナ写真、三峯神社協力、グッドブックス刊)は、四季折々の三峯山の姿、祭祀の模様、歴史、境内案内と、写真集+ガイドブック的要素を盛り込んだ、美しい本です。

詳しい内容は、こちらへ >>>

 

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