境内の至る所にある神犬の像

 

三峯神社には、

鳥居の脇、

遙拝殿の横、

随身門の脇、

参道の脇、

拝殿に登る階段脇には2対も!

摂社の前にも。

境内の至る所にある神犬(お犬さま)の像。

お犬2

 

遙拝殿、御仮屋、

拝殿や本殿の中、奥宮等々を合わせると10対以上になるんだそうです。

摂社のお犬さま

御仮屋おいぬ右

 

なぜ全部形が違うのか

 

しかも、よく見ると、一対ごとに姿形がまったく違います。

今にも噛みついてきそうな怖いものから、筋肉隆々のもの、

抱っこしたくなるようなかわいらしいものと、さまざま。

お犬1

神社の方のお話では、神犬像は崇敬者が自ら造って運んでこられたのだそうです。

崇敬者それぞれの神犬のイメージが投影されているわけですね。

 

拝殿の神犬像は芸術作品のように美しいです。

江戸時代に寄進されたものが多いようですよ。

 

神社の方に面白い話を聞きました。

10対以上ある神犬像の中で、1対だけ雄雌がはっきりしているものがあるそうなんです。

それが、こちらです。

ブロンズのお犬さま

拝殿に上る途中の階段にある像です。

珍しくブロンズ製だそうです。

もうお分かりですよね。雄です。

 

魔除けの狛犬とは違う役割

 

さて、それらの神犬像。

「あ・うん」の口をして対にして据えられているので、狛犬と思われる方も多いようですが、

魔除けのための狛犬と違って、三峯のものは信仰の対象。それを形にしたのが神犬像なわけですね。

「大口真神」とも呼ばれるそうです。

 

いろいろな御眷属

 

このように、信仰の対象となる動物のことを御眷属(ごけんぞく)といいます。

 

しかも、三峯神社の御眷属は犬ではなく、犬の先祖といわれるオオカミ。きっと、昔から秩父の山々に棲んでいたニホンオオカミですよね。

 

御眷属は、オオカミだけではなく、日吉神社のサル、稲荷神社のキツネ、八幡宮のハトなど神社によって神の使いは違うようです。

 

どうして三峯で御眷属信仰が生まれたか。

それについては、『三峯神社 開運ビジュアルブック』で確かめてくださいね。

三峯神社の食堂や喫茶店、鳥居前の大島屋さんにも置いてあります。

(グッドブックス 良本和惠)

 

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