三峯神社との出会いは、7年前。

取材のために足しげく三峯山に通いました。

境内のおいしい空気をいっぱい吸って散策し、長い歴史を調べていく中で、三峯の奥深い魅力に惹かれていった私。

中でも最も感動したのが「日供祭(にっくさい)」です。

 

日供祭ページ1枠あり

『三峯神社 開運ビジュアルブック』(山崎エリナ写真、三峯神社協力、グッドブックス刊)より

 

まるで能舞台を見ているような…

 

三峯神社に行くと、皆さん、お賽銭箱の前で手を合わせますね。その目の前の部屋が拝殿です。

拝殿に上って参拝することを「昇殿参拝」と言いますが、

申込みをして初穂料をお納めすれば、私たち一般人でも参加できます。

 

早朝、拝殿にて朝一番に執り行われるのが日供祭です。

それはそれは、おごそかなおまつりなんです。

 

本殿に向かって着座すると、

三方が空け放たれた拝殿の戸から風がすーっと入ってきます。

(冷房も暖房もありませんから氷点下になる冬はご注意を!)

 

ドン! ドン!という大太鼓の響きとともに神職の皆さんが現れ、着座。

 

深々と神への礼拝ののち、一連の祈りの行事が始まります。

その立ち居降る舞い、祝詞奏上の声の響き、太鼓の音…。

すべてが洗練され、まるで能舞台を見ているようです。

 

日供祭ページ2枠あり

『三峯神社 開運ビジュアルブック』(山崎エリナ写真、三峯神社協力、グッドブックス刊)より

 

祝詞によって、心身が清められていく

 

中山宮司にうかがったところ、一連の祝詞の中で多くを占めるのが清め祓いの言葉だそうです。

祝詞の響きと共に、ほんとうに周りの空気や自分の体・心が清められていく感じがします。

「これが毎朝365日繰り返されている。神様も下りて行かないわけはいかないと思われるんじゃないかな」、そう思ったものでした。

 

日供祭は通常のご祈願とは違って、一日一回、朝だけです。

ここには興雲閣という宿坊があり、「三峯神の湯」という温泉まで付いています。

ここに泊って、大自然の氣をたくさん吸って、温泉に浸かって心身を癒やし、

翌朝、すがすがしい空気の中、心を清め、神に感謝の心をお伝えする。

これが三峯神社での最高の参拝の仕方ではないかと思っています。

(グッドブックス 良本和惠)

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『三峯神社 開運ビジュアルブック』(山崎エリナ写真、三峯神社協力、グッドブックス刊)は、

四季折々の三峯山の姿、祭祀の模様、歴史、境内案内と、写真集+ガイドブック的要素を盛り込んだ、美しい本です。

日供祭についてももう少し詳しく記しています。こちらもぜひご覧ください。

詳しい内容は、こちらへ >>>

三峯書影

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