本は、原稿を印刷に回したら出来上がる…

わけではありませんよね。

 

印刷会社で印刷された紙(本文はふつう16ページ分が1枚に刷られています)は、

製本会社に回されて、本という形になる。

つまり、出版社が作った原稿は、印刷会社と製本会社を経て、納品されてくる。

 

多くの出版社がそう思っているはずです。私もそう思ってました。

 

ところが、今回、その間に「折り屋さん」がいることが分かったのです!

 

なぜ分かったかというと、新刊の納品スケジュール調整をしている時に、

印刷会社の営業さんに、

「年度末から年度初めのこの時期、折り屋でストップする可能性がありましてね」

と言われ、

「えっ? 折り屋さんって? 製本会社が折るんじゃないんですか?」

となったわけです。

 

『セルフイメージ革命』の奥付ページ

 ↑これは『セルフイメージ革命』の奥付ページです。

 

 

製本会社の仕事は、印刷された紙を、

折って、合わせて、固めて、包んで、カバー・オビを掛けて、

本に仕上げると思っていたのですが、

もちろん製本会社で折る場合もあるけれど、それは一部であって、

折り屋さんという下請け会社があったのです。ほとんどが零細企業のようです。

 

私たち出版社は、印刷から先の工程を印刷会社に一括して依頼するのがほとんどで、

印刷の現場には時々赴くけれど、その先の現場を知りません。

 

出版不況の影響下にあるのは出版社だけではなく、

印刷会社も製本会社も、折り屋さんも同様。

年々店を閉める会社が出てきて、その数が激減しています。

それでも、年度末には駆け込み出版が多く、

少なくなった印刷・折り・製本会社に殺到して、身動きができなくなるようなのです。

 

わが社の新刊『セルフイメージ革命』(山本トースネスみゆき著)は、

今週どうにか印刷を終え、スケジュールも、通常の1週間延びで納品日が決まりました。

 

その次の新刊『ボディイメージ革命』(上記著者)は、現在、猛ダッシュで制作中。

印刷は年度始めにかかります。

 

折り屋さんに、どうにか頑張ってくださいと

菓子折でも持って直接お頼みしたいところではありますが、

そうもいかず、うまくスケジュールが流れるよう、祈るのみです。