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山崎エリナ撮影写真集『アクアライン』と『インフラメンテナンス』の2本立てです。

 

 

この2冊の並びは、感慨深いものがあります。

今から4年前、まだインフラメンテナンスという言葉が何を指すのか定着しなかった頃、橋梁やトンネルなど道路インフラの老朽化に立ち向かう人々を山崎エリナさんの独特の感性で活写し、「インフラメンテナンス」という言葉を世間に広く知らしめた記念碑的写真集、これが『インフラメンテナンス』です。

 

好評を得て、『Civil Engineers土木の肖像』『トンネル誕生』『サスティナブルメタル』とつづき、そして最新刊の『アクアライン』。

 

世界最大級の海洋構造物を支える技術と人を激写した5冊目の『アクアライン』は、東京湾を背景にした雄大な景観、風の塔や10キロに及ぶ避難通路の秘められた内部構造美、そして技術者たちのまなざし……と、スケールの大きな写真集です。

 

アクアラインの知られざる世界、私も行ってみたいと思うこの頃です。