グッドブックスの本 | グッドブックスは、本の力を信じて"良い本"を作りつづけます。

booksグッドブックスの本

親子のための対話読書のすすめ

子育て・絵本読み物・自己啓発

親子のための対話読書のすすめ

鈴木秀子 著

人間にとって大事なのは、
弱さを受け入れる力、
弱さを乗り越えて自分を生かす力。

すぐれた文学作品は、人間の弱さや悪い面を見せてくれ、それを通して自分を助ける力を与えてくれます。「対話読書」は文学博士の鈴木秀子先生(文学療法の提唱者で元聖心女子大学教授)が親子のためにつくったメソッドです。

「読み聞かせ」の次へ!

4月末発売、予約受付中

※下のボタンからは、グッドブックスのオンラインショップへ飛びます。

対話読書とは…

対話読書は、文学博士の鈴木秀子先生(元聖心女子大学教授)が文学療法※の手法をもとに親子のために作り上げたメソッドで、親が子供の言葉(心)に耳を傾け、反復することで、子供は物語の世界に入り、深い読解(=心の成長)へと導きます。

※文学療法 傾聴の手法に基づき、相手が作品の世界に入り、それを通して心の対話をしていくメソッド

 

A+対話読書とは_1

すぐに実践できる「残念な対話」「深まる対話」の事例つき

親は、一生懸命になりすぎて、かえって子供の成長の芽を摘んでしまうことが多々あるといいます。
本書では、「残念な対話」と、「深まる対話」の例をあげ、やってしまいがちな対応のどこが問題なのか、どこが大事なポイントかを分かりやすく解説しています。子供の言葉を、どう受け止め、返していくかで、まったく違ってくることに驚かれると思います。

絆が深まる、こころが育つ

「対話読書」は傾聴の手法にもとづいています。これを実践することで、子供は自分が受け入れられたと感じ、自尊心が育ち、安心して自ら心を開いていきます。

『親子のための対話読書のすすめ』
四六判・ソフトカバー・2色刷・184ページ
定価:1,760円(本体価格1,600円+消費税10%)
発売 2026年4月末 予約受付中!

著者プロフィール

鈴木秀子(すずき・ひでこ)

文学博士・聖心会シスター。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。フランスとイタリアに留学。米国スタンフォード大学客員教授、聖心女子大学教授を経て、国際コミュニオン学会名誉会長。聖心会会員。日本に初めてエニアグラムを紹介し、日本におけるエニアグラムの第一人者として高い評価を得ている。また、文学作品のもつ力を自己成長につなげる文学療法の普及に指導的役割を果たす。著書に、『心の対話者』『愛と癒しのコミュニオン』(以上、文春新書)、『名作が教える幸せの見つけ方』(致知出版社)、『こども聖書』(すばる舎)、『悲しまないで、そして生きて』(グッドブックス)ほか多数。

 

本書の構成(もくじ)

『ごんぎつね』を読む………………………

◎ごんぎつね 全文

◎残念な対話(例)──「ヤバい」に始まり、「ウザい」で決裂 

 日ごろの不満や怒りを晴らす場に/子供が親に本音を言わない理由/下手な賞賛は子供をつぶす/聞き役に徹する/否定も肯定もせずにひたすら聞く

◎深まる対話(例)──ごんの気持ちに寄り添い、ごんになりきっていく子供

 受け止められた子供は自ら軌道修正する/子供ならではの想像力を信じる

◎「ごんぎつね」の解説──孤独を乗り越えて、相手を思いやる行動に出る 

  兵十の心の内を正確に読み取ったごん/気持ちを切り替えて前に進む/悲しい結末の裏で生じた和解と友情/作者が背負った悲しみが多くの人の心を照らす

『一房の葡萄』を読む………………………

◎一房の葡萄 全文

◎残念な対話(例)──だれひとり満たされない言葉のやり取り 

  受容されないと、人は孤独になる/子供が心を閉ざす非受容の言葉/【命令、注意、脅迫】【訓戒、説教、忠告】【非難、ばかにする、辱める】【解釈、分析、診断】/非受容の言葉がなぜいけないのか

◎深まる対話(例)──主人公の心の変化を手に取るように語りだす子供

 弱い心に向き合う勇気/悪いことをした時に必要なのはその気持ちを味わうこと

◎「一房の葡萄」の解説──人の心の揺れと救いを描ききる

 人が妄想をいだく時/とことん落ち込むと、人は自己防衛に入る/子供の心を変えてしまった先生の対応/人間の弱さをも受け入れる叡智/作者がわが子に残した「無条件の愛」の世界

『走れメロス』を読む………………………

◎走れメロス 全文 

◎残念な対話──決まった答えに誘導しようとする父母 

 思春期の子供が心を閉ざしてしまう会話/非受容な対応の奥にひそむ「怖れ」/同じ位置から対等の立場で接する

◎深まる対話──揺れ動くメロスの心を追う 

 真剣に耳を傾ける父に、子供も真剣モードに/物語の力を借りて、大切なことに気づく/主人公になりきる子供

◎「走れメロス」の解説──人間に巣くう弱さ 

 邪知暴虐な王の姿はどんな人の中にも存在する/自暴自棄になるメロス、友を一度だけ疑ったセリヌンティウス/「許すこと」の大切さ

付録 心を育てる名作30選