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blog | 2016.12.12

子育ての悩み~ガミガミ叱っちゃいけない? 子供への正しい叱り方

毎日のように子供をガミガミ叱ってしまう…

たまに腹が立ちすぎておかしくなりそうになる!

独身のころは「自分は穏やかな人間だ」と思っていたのに、なんでこんなことになってしまったのだろう? と悩んでいるお母さんは多いはずです。

 

子供を産む前は「子供は叱るのではなく、共感をもって優しく伝えるべき」だと思っていたし、叱ってばかりいる親になんて絶対になりたくなかったのに…。でも、どうすれば変えられるのか分かりません。

 

そこで、家庭教育師で学校心理士や上級教育カウンセラーでもある大森弘先生にお聞きしてみました。

すると先生は、「子育てには叱ることがとても大切です」とおっしゃいます。

いったいどういうことでしょうか。子育てには正しい叱り方があるようです。

 

子育てには「ほめる」と「叱る」の両方が必要

大森先生はつねに、子育てのためには「母性的なかかわり」と「父性的なかかわり」が必要だとおっしゃっています。

母性や父性は男女のことを指しているのではなく、母親にも父性(厳しさ)はありますし、父親にも母性(優しさ)はあります。

この場合、母性は「ほめること」、父性は「叱ること」。この2つが両方バランスよく子供に与えられることが、子供が発達し、自立するための支援になるのだそうです。

そのバランスは子供の年齢や状況に応じて割合が変化していきますが、叱る(父性)ことなく、ほめる(母性)ばかりで育てるのは子供のためによくありません。

 

「叱る」と「怒る」を混同しない

ですが、気をつけないといけないことがあります。

子供に対してカッとなってガミガミ言っている状態は、「叱っている」のではなくて「怒っている」のだそうです。

大きく分けると、こうなります。

  • 自分の感情に身をゆだねて、一方的に叱責するのが「怒る」
  • 子供の気持ちに寄り添いながら間違いを正すよう伝えるのが「叱る」

「怒る」という行為は子供の心に恐れや反発、悲しみを与えるだけで、逆効果。子供は親に怒られることを避けるために、あまり話さなくなるか、うそをつくようになっていきます。

大切なのは冷静に「叱る」ことなのです。

 

子供の心に届く叱り方とは

ではどういう叱り方をすれば、子供の心に届くのでしょうか。大森先生にポイントを教えていただきました。

 

1)感情的にどならずに、静かに、厳しく。

2)人前ではなく、子供と2人だけのときに。

3)他の子と比べない。本人の問題として伝える。

4)あれもこれも引き合いに出さずに、そのとき、その行為に限って伝える。

5)いけない行為は「だめ」、でも人格は否定しないで認める。

6)最後に必ず母性的なかかわり(優しさ)のフォローをする。

 

最後の6は、「あなたのことが大好きだよ」のメッセージを言葉やスキンシップで伝えることが成功のコツです。スキンシップは幼児期なら抱きしめ、児童期なら頭を撫でる、肩に手を添えながら話すなど、子供の成長にあわせて変化が必要です。

 

子育てに悩むお母さんに、科学的知見に基づいたアドバイスが満載の『母親はみな一生懸命 愛情がからまわりしないための35のポイント』(大森弘著)をぜひお読みください。

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この記事の作成者:良本和惠(よしもと・かずえ)
書籍編集者。1986年人文社会系の出版社で書籍編集者としてスタート。ビジネス系出版社で書籍部門編集長、雑誌系出版社で月刊誌副編集長をへて独立。2013年夫と共に株式会社グッドブックスを立ち上げる。趣味は草花や樹木を眺めること。