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blog | 2018.05.28

三峯神社の「白い氣守」頒布休止に思う(上)

「中止」ではなく「休止」

 

5月16日の新聞各紙の報道でご存じの方も多いと思いますが、

毎月ついたち限定で頒布されていた三峯神社の「白い氣守」が当面休止されることになりました。

 

読売新聞の見出しは、

参拝客殺到で大渋滞 三峯神社「白い氣守」頒布休止

 

毎日新聞の見出しは、

人気ありすぎ「白い氣守」頒布、当面休止 渋滞25キロ、バス運休

 

中には「中止」と受け取っている方がいらっしゃるようですが、「当面休止」です。

いつまで休止かというと、

「渋滞解消の確実な解決策が整うまで当面の間」とのことです。 

 

直接の原因は4月1日の大渋滞

 

頒布休止の決断に至ったのは4月1日の「白い氣守」頒布の日の大混雑が原因のようです。

それまでも毎月ついたちの三峯神社に向かう道は常に渋滞していましたが、

4月1日は、なんと25キロの渋滞となってしまったのです。

 

日曜日の大安、

しかも春らしい陽気が重なり、

多くの方が「そうだ、三峯に行こう!」という気分になったのでしょうね。

 

山全体を守ってきた神社ならではの決断

 

三峯神社は標高1100メートルの山の頂にあります。

しかも道は1本。つまり途中で抜ける道がありません。

神社下には大駐車場がありますが、そこを出る車が1台あれば、1台が駐車場に入れます。

ところが、「白い氣守」をいただきにやってきた車は徹夜を覚悟だから駐車場を出るわけがない。

そんなことで、前日の3月31日の午後から渋滞が始まり、だんだんと山に登ってくる車で膨れ上がり、とうとう山のふもとの一般道までが渋滞となり、付近の住民や輸送トラックなどが影響を受けてしまったということのようです。

 

当面休止の決断は宮司がなさったそうです。

三峯神社の歴史をみればわかりますが、山全体を守ってきた神社として、その決断は当然だと思います。

 

実は、渋滞が始まった3月31日に私は『三峯神社 開運ビジュアルブック』という本の打ち合わせのため、三峯神社にいたのですが、

帰りに渋滞に巻き込まれ、ちょっと怖い思いをしました。

その内容は、次のブログに書きますね。(グッドブックス 良本和惠)

 

『三峯神社 開運ビジュアルブック』は、写真家・山崎エリナさんが三峯山に充満する氣を撮影。

そして、四季折々の美しい神社の風景、特別に許可をいただいて撮影させていただいた祭祀の模様、

そのほか、1900年の歴史や、正式な参拝ルート、中山宮司へのインタビュー、2時間半をかけての表参道登山の体験記など、

ガイドブック的な内容もふんだんに盛り込んでいます。詳しい内容はこちらへ>>>

 

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本書は、全国の書店、アマゾンでも販売中。

 

 

 


この記事の作成者:良本和惠(よしもと・かずえ)
書籍編集者。1986年人文社会系の出版社で書籍編集者としてスタート。ビジネス系出版社で書籍部門編集長、雑誌系出版社で月刊誌副編集長をへて独立。2013年夫と共に株式会社グッドブックスを立ち上げる。趣味は草花や樹木を眺めること。