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blog | 2014.09.22
ふだんの料理に革命をもたらしたイケメン料理人、深澤大輝さん
これまで200冊近くの本を作ってきた私ですが、今回初めて料理本に挑戦しました。
作ったことがないだけに、料理本の範疇に収まらないフシギな本が出来上がりました~
担当編集者のふだんの料理が変わった!
著者の深澤大輝さんはイケメンなんですよ。
そして、料理に対する考え、視点が面白い!
これはきっと一人ひとりのふだんの料理に革命をもたらすぞ~ということで、
無謀にも、20代の、若き著者の本つくりに挑戦してしまいました。
この本、企画が本になるまでに約1年かかったわけですが、
その間、担当した私の家庭料理が革命的に変化したのです。
おいしい料理には、たくさんの調味料とだしが欠かせないと思ってた私。
九州育ちのせいか、砂糖と醤油の消費は半端なく、
さらに流しの下や冷蔵庫のポケットには、数々の調味料が並んでいました。
それが今では、ふだんの料理には砂糖はほとんど使いません。
使わなくても野菜から出る甘味でじゅうぶん満足できるようになったからです。
使う調味料は、塩とみそ、それにみりんと少々のしょうゆ、酢ぐらいです。
また、料理にはだしが不可欠と思い込み、野菜炒めにも和え物にもだしを入れまくってました。
◯乃舎のだしのおかげで、姑から「あなたの味噌汁は絶品、お料理もうまいわ」と言われ、
なんとなくその気になっていた私。
そのだしもあまり使わなくなりました。
野菜の上下に塩を振って、じっくりと蒸し煮にすれば、うまみが野菜からしみ出てきて、
だしで補う必要がなくなるからです。
玉ねぎの上下に振り塩をします
撮影:村井明広(スタジオクリアツィオーネ)
これを知ってからは、わが家の台所はずいぶんシンプルになり、お料理もシンプル。
それでいて、家族からは「おいしいね~」と喜ばれるようになりました。
しかも、食後、ぽかぽかしてきて、体が「おいしい」と喜んでいるような気さえします。
玉ねぎの味噌汁。おいしそうでしょう?
撮影:村井明広(スタジオクリアツィオーネ)
わが家の料理を変えたのは、もちろんこれ!
深澤大輝著『呼吸が決め手 素材のうまみがあふれ出す ふだん料理革命』
この本には、ふだんの料理を変え、あなたらしい料理を楽しめるアイデアが満載。
おいおい紹介していきたいと思います。
(書籍編集者 良本和惠)
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- この記事の作成者:良本和惠(よしもと・かずえ)
- 書籍編集者。1986年人文社会系の出版社で書籍編集者としてスタート。ビジネス系出版社で書籍部門編集長、雑誌系出版社で月刊誌副編集長をへて独立。2013年夫と共に株式会社グッドブックスを立ち上げる。趣味は草花や樹木を眺めること。