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blog | 2021.08.04
『この国の希望のかたち』が政策提言誌に掲載されました!
シンクタンク日本政策研究センターの月刊誌「明日への選択」8月号に
『この国の希望のかたち』の著者みずから本書の内容を紹介された寄稿が、
2ページにわたって掲載されました。
その中に、
「さまざまな未来論、政策提言はありますが、欧米の思想潮流に沿ったものが中心で、日本の国柄、歴史伝統に基づいて、その力を活かそうとするものはほとんどない」
とあります。
国の方向性やグランドデザインを描くことは容易ではありません。
特に、専門家には専門外のことを語ってはならないとの呪縛がありますし、
描けたとしても、やはりそれは欧米的な(本書でいう近代物質文明の)考えにもとづくものが多いように見受けます。
長年、海外でビジネスを展開しつつ、日本の伝統や歴史を学び、現代人が知らない日本の素晴らしさを発信し続けてこられた著者は、
将来の方向性すら示すことのできない日本の専門家に対して、歯がゆい思いをしてこられたに違いありません。
そこで、自らが思い切って描いてくださったのが、『この国の希望のかたち』。
まさに、これが著者の本書にかける深い思いであったと、あらためて思い知った担当の私です。
本書には、日本が陥っている様々な問題に対して、
思い切った提言がいくつもなされています。
なかでも、自給率の低いエネルギー政策への提言は、
まさに日本の国土に即し、かつ環境負荷のないベースロード電源になりうるもので、秀逸です。
(太陽光や風力は天候に左右される不安定な電源です)
詳しい内容は、こちらから>>>
- この記事の作成者:良本和惠(よしもと・かずえ)
- 書籍編集者。1986年人文社会系の出版社で書籍編集者としてスタート。ビジネス系出版社で書籍部門編集長、雑誌系出版社で月刊誌副編集長をへて独立。2013年夫と共に株式会社グッドブックスを立ち上げる。趣味は草花や樹木を眺めること。