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blog | 2021.09.24
重版出来!『失ひし父祖の記憶を求めて』
今年の5月出版の『失ひし父祖の記憶を求めて』が第2刷、重版となりました。
著者の佐藤健二先生は、『時代を動かした天皇の言葉』の著者でもいらっしゃいます。
じつは、本書は自費出版です。
長年進学校で教鞭を執ってこられた佐藤先生は、教え子たちに本を遺したいと、これまでの講演録をまとめる形で出版を希望してこられました。
自費出版といえば、敬遠される向きもあるようですが、じつは著者が思い通りに作れるというメリットがあります。著者がもっとも伝えたいことを、著者らしい形で、市場の動向を考慮せずに表現できるからです。
編集も、良い本として後世に遺るように、しっかりやらせていただきました。
ちなみにカバーは、著者の要望をうかがいながら、私がデザインさせていただきました。
弊社の場合、自費出版は何冊も携わらせていただいていますが、
このように重版になったものも少なくありません。
中には、累計7000部までいったものもあります。
本書は、天皇の詔勅を、國體、明治維新、大日本帝国憲法の3つの方向から論じたものです。
本文は味わいのある旧仮名遣いです。本書の内容は、こちらから>>>
書店やAmazonでは販売しておりませんが、弊社のオンラインストアでは取り扱っていますので、ぜひ!
- この記事の作成者:良本和惠(よしもと・かずえ)
- 書籍編集者。1986年人文社会系の出版社で書籍編集者としてスタート。ビジネス系出版社で書籍部門編集長、雑誌系出版社で月刊誌副編集長をへて独立。2013年夫と共に株式会社グッドブックスを立ち上げる。趣味は草花や樹木を眺めること。