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失ひし父祖の記憶を求めて~國體・みことのり~

社会

失ひし父祖の記憶を求めて~國體・みことのり~

佐藤健二 著

古来より、歴代天皇が時に応じて国民に向けて発出されてきた詔勅等のお言葉=「みことのり」は、日本の国家意思の表明としてゆるぎない真実を語るものであり、時代の形成に大きな影響を与えてきました。天皇と国民がともに歩んでいくという国柄をもつ日本にとって、それはいわば、私たちの父祖たちの「記憶」でもあります。

戦後、GHQによって「みことのり」は「排斥」されましたが、これによって失われたものははかりしれないものがあります。

長年にわたって詔勅研究にたずさわってきた著者が、あらためて「みことのり」に込められた精神とは何かを問い、特に、近代日本の形成にあたって「みことのり」が果たしてきた重要性を述べる中から、日本の國體を明らかにするとともに、現代において「みことのり」の精神のもつ意味を明らかにします。

※書店やAmazonでは購入できません。

 

内容

序 章 今なぜ「みことのり」か
第一部 國體とみことのりの精神
第二部 明治維新とみことのりの精神
第三部 大日本帝国憲法とみことのりの精神
(それぞれ、みことのり普及の會における講演録ならびに「月曜評論」所収論文への加筆)

著者プロフィール

佐藤健二(さとう・けんじ)
詔勅研究家・駒場東邦中学高等学校元教頭 昭和24年(1949)東京都生まれ。
國學院大學文学部で国文学を専攻の後、同大学院で神道学を専攻、昭和52年博士課程修了。
駒場東邦中学高等学校国語科教諭、平成23年教頭で退職。
みことのり普及の會副会長、東京都教師会会長、素行會(山鹿素行研究会)代表。
著書に『民族と文化の発見』(共著・大明堂)『家庭教育の再生』(共著・学事出版)、
『日本人を育てた物語』(編著・錦正社)等、新刊に『時代を動かした天皇の言葉』(グッドブックス)がある。