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庶民の日本史

社会

庶民の日本史

小名木善行 著

日本最古の歴史書にして、
紫式部をはじめ多くの日本人に愛されてきた『日本書紀』。

ここに書かれたこの国の理想は、「よろこびあふれる楽しい国」。
そう読み解くのは歴史家で人気ブロガー「ねずさん」こと、小名木善行氏。

そんな日本で庶民はどんな暮らしをしてきたのか──

有史以前から江戸幕末まで、
歴史の本当の主役、庶民のいきいきとした暮らしぶりに迫ります。

 

太古、日本人は海洋民族だった!?

はるか昔の日本人のイメージと言えば、
日本列島の中で、木の実を採って暮らしていた
というのが一般の認識ではないでしょうか?

本書は冒頭からそのイメージをくつがえします。


海洋民族イメージ

なんと、3万8000年も前に、日本人は外洋航海術をもち、
遠くグアムあたりまで島伝いに航海をしていたそうです。

なぜそんなことが可能だったのか──
考古学による遺跡の発見と気象学による海面の変化によって著者が独自に読み解きます。

古代、数日で国の隅々まで届いた情報ネットワーク


日本は長い列島の国です。
この国で古代からたった数日で全国津々浦々に大事な情報を伝えたネットワークが存在していたそうです。
そのヒントは、下の写真から。

稲穂

日本が瑞穂の国と言われるゆえんは、単に米が主食だったというよりは、自然災害の多い国で、庶民が力を合わせて生き延びるためにどうすべきか、という発想から国づくりが行われたところにあるようなのです。

ザビエルが見た庶民の姿


戦国時代にスペイン人宣教師のザビエルが日本にやってきたとき、こんなことを言ってます。

「日本人より優れている人々は異教徒の間では見つけられない」

当時、キリスト教徒以外は野蛮人として認識していた西洋人が、庶民の生活を見て民度の高さに驚き、こんなことを言っていたわけです。
しかも、最も日本史上、もっとも荒れた戦国時代に……

そのほか、古代中世の女性たちの教養の高さなど、本書には歴史教育で学んだイメージとはかけ離れた庶民の暮らしぶりが満載です。

二年坂

 

ボランティアや旅行を楽しんだ江戸の庶民たち


江戸時代の人々の大半が農民でした。
農民は貧しくて日々の生活にも困窮したという「貧農史観」がありますが、
本当にそうだったのでしょうか?

本書では、そこそこ豊かで、日々の暮らしを楽しみ、教養高く、民度も高かった庶民の実態に迫ります。

神輿


なぜそうだったのか。それは本書を貫くテーマです。
ぜひ本書をご覧になって、先人の暮らしぶりを再発見して下さい。

 

 庶民の日本史 
ねずさんが描く 「よろこびあふれる楽しい国」の人々の物語
ISBN978-4-907461-31-7
四六判並製、264ページ、定価1,760円(本体1,600円+税10%)
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著者プロフィール

小名木善行(おなぎ・ぜんこう)

歴史家、人気ブロガー
昭和31年生まれ。執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」を運営。ブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。古事記・日本書紀・万葉集などを原文から読み解いた古典文学研究を行っている。著書に『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』(日本図書館協会推薦図書)『ねずさんと語る古事記1~3巻』『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』『ねずさんの知っておきたい日本のすごい秘密』『日本建国史』ほか多数。

本書の主な構成

第一章 有史以前から古代までの庶民の姿

・武器が存在しなかった縄文時代 
・おしゃれを楽しんでいた縄文の女性たち ほか

第二章 奈良平安時代の庶民の姿

・3日で全国津々浦々に情報を届けた神社ネットワーク
・奈良の大仏に寄進した庶民の活力と経済力 ほか

第三章 鎌倉・室町・織豊時代の庶民の姿

・庶民のお楽しみ・猿楽と田楽とお能
・ザビエルが賞賛した戦国時代の日本人 ほか

第四章 江戸時代の庶民の姿

・江戸の世に開かれた商人道 
・貧農史観という嘘
・寺子屋──世界最高の教育機関 ほか