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国防と国際法

社会

国防と国際法

色摩力夫  著

中国の露骨な覇権主義の拡大と、核開発を進める北朝鮮の行動──
ここ数年、我が国を取り巻く状況は、ますます厳しさを増しています。

戦時国際法の現実について述べた『日本の死活問題』上梓から4年、国防と国際法、国連の現実を知ることは、今や必須と言えます。

ここ2,3年の情勢の変化を加筆して、タイトルを新たに、新装改訂版として再び世に問います。

国連創設の目的「世界の現状維持(力の固定化)」の破綻


第二次大戦後に創設された国際連合。

その第一の目的は、「世界の現状維持」すなわち、力の固定化だったと著者は言います。

しかし、常任理事国である中国、ロシアは、自らそれを破ろうとする行為に出ています。

いまや、どこで戦争が起きても不思議ではない状況です。

とりわけ、我が国の領土、尖閣諸島周辺で毎日のように繰り返される中国による威嚇、台湾への中国の姿勢は、有事勃発の危機をはらんでおり、見逃すことはできません。

国際情勢が大きく変化する中、軍隊や国際法の現実を知ることは、いまや必須といえます。

 

小室直樹氏が賞賛した戦時国際法の第一人者


ソ連の崩壊を予言するなど、天才的知性と言われた国際政治学者・小室直樹氏。その小室氏に、戦時国際法をレクチャーしたのが、当時外交官だった著者の色摩力夫氏です。

当時の日本には、国際法の研究者はいたものの、戦時国際法を研究する学者は一人もおらず、著者は、外務省に勤めるかたわら研究をしつづけ、外交官として現地駐在をしながら研究をつづけました。

それに注目したのが小室氏で、色摩氏を迎えての勉強会がつづけられ、その成果として、ベストセラー『新戦争論』が生まれました。

外交官を退職後、『国家権力の解剖』を上梓した際には、小室氏は、100ページ以上にわたる推薦文を寄稿、共著『国民のための戦争と平和の法』では、「色摩力夫氏こそ、天下の木鐸なり」と賞賛の言葉を寄せておられます。

じつは、本書『国防と国際法』の編集担当者は、かつて両先生の担当をしていましたが、小室先生から初めて色摩先生を紹介されたとき、『色摩さんは私の戦時国際法の師匠です』と言われました。

その後、何十年か経ちましたが、いまでも色摩氏を超える戦時国際法の研究者はいないと言ってよいでしょう。

 

わかりやすさを追求した4ページ1項目読み切りの本づくり


国防や国際法は、なかなか理解しづらい世界です。
しかし、今や多くの国民がこの現実を知っておかなければ戦乱に巻き込まれてしまう危険性があります。

そこで、最低限知るべき項目を47に絞り込み、1項目4ページの読み切りの構成にしてあります。

また、各項の冒頭には、以下のように要約文を掲載しました。
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◎戦争は違法か、合法か?
1928年の不戦条約は、戦争を自衛戦争と侵略戦争に分け、後者を違法化しようとしたが、この分類は意味がなかった。

◎国連創設の意図
戦勝国による戦後体制の維持、これが国連創設の真の目的であった。

◎軍隊と警察の本質的な違い
軍隊と警察の違いを知ると、自衛隊がいかに奇妙な組織であるかが浮き彫りになる。
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この形式は、識者をはじめ、多くの読者に好評をいただいています。
国民が知るべき、国防、国際法、国連に関する47項目を厳選した『国防と国際法』、ぜひ手に取ってみてください。


HP用国防と国際法書影帯付き
『国防と国際法──「日本の死活問題新」装改訂』
ISBN978-4-907461-32-4
四六判上製、224ページ、定価1,760円(本体1,600円+税)

好評発売中!


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著者プロフィール

色摩力夫(しかま・りきを)

元外交官、評論家。1928年(昭和3年)横浜市に生まれる。仙台陸軍幼年学校卒業後、陸軍予科士官学校入学。この年に終戦を迎える。東京大学文学部仏文科を卒業。54年外務省入省。スペイン、ベトナム、OECD、ペルー、イタリアに在勤。国連局社会課長、中南米第一課長、中南米参事官、内閣官房インドシナ難民対策連絡調整会議事務局長、在サン・パウロ総領事、駐ホンジュラス大使、駐コロンビア大使、駐チリ大使を歴任し、92年に退官。その後、浜松大学国際経済学部教授、2003年退職。国家基本問題研究所客員研究員。

主な著者に、『オルテガ』『アメリゴ・ヴェスプッチ』(以上、中公新書)、『国家権力の解剖』(総合法令)、『黄昏のスペイン帝国』(中央公論新社)、『国民のための戦争と平和の法』(小室直樹氏との共著、総合法令出版)、『国際連合という神話』(PHP新書)などがある。