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社会
奇蹟の日本史
小名木善行 著
真の民主主義、平等社会、平和の実現
こうした理想を、はるか古代から希求し、実現してきた国、
これが我が国・日本だった…
世界の奇蹟とも言うべき日本の統治の在り方、
そこで育まれた高い民度について、
ねずさんが、日本の歴史を振り返りながら具体的に指し示す
世界に誇る「奇蹟の日本史」。
世界中、どこの国にあっても、歴史にある王朝は征服と制圧の歴史ですが、
我が国では、国の始まりから、助け合いが国家の原点となっていたのです。
これはまさに誇るべきことで、ここにこそ日本の未来を拓く鍵があるのだろうと思います。──本文より
世界で稀に見る、民度の高い国
歴史上最も国内が荒れていたとされる戦国時代、日本にやって来たフランシスコ・ザビエルは、
「日本の国民ほど優れた国民はいない」と記し、それは西洋よりも優れていると断言しました。
幕末に日本にやって来た多くの欧米人は、大人のみならず子どもに至るまで日本人が礼儀正しく、明るく、親しいといった美点を感動をもって綴っています。
なぜ日本人の民度はそれほど高かったのか、その秘密を「生活の安定」「平等と民主主義」「文化と信仰」「国の守り」という視点から、解き明かします。
本書の主な構成
第一章(生活の安定)庶民の暮らしが第一
神武創業(建国の理念)、神武東征(稲作の指導)、備蓄(米倉)、治水、災害疫病対策の観点から。
コラム 「稲は大陸からやってきた」は本当か?
第二章(平等と民主主義)だれも見捨てられない社会
身分の上下(貴族と庶民、武士と農民など)、男女の差別、貧富の差、家族・共同体などをテーマに、「日本には民主主義がなかった?」を問う。「貧窮問答歌」は日本の庶民の話ではなかったも収録。
コラム 万寿姫の物語にみる日本的情操
第三章(文化と信仰)深くて高い文化が花開いた理由
日本人の自然観と神道、そして仏教、日本の言語をテーマに、「日本の文化は、中国、朝鮮からもたらされた」「日本文化は渡来人によってもたらされた」「文字も中国からやってきた」の思い込みも払拭。
「漢字が入る前、日本に文字はなかった」は本当か?
第四章(国の守り) 皆で守った日本の国土
神功皇后の三韓征伐、防人、元寇、秀吉の朝鮮出兵をテーマに、教科書では教えない、日本の危機回避の知恵を紹介。
世界の奇跡というべき日本の統治の在り方と、そこで育まれた庶民の意識について豊富な事例で語り尽くします。
奇蹟の日本史
ねずさんが描く 庶民をこんなに幸福にした日本というシステム
ISBN978-4-907461-36-2
四六判並製、240ページ、定価1,760円(本体1,600円+税10%)
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著者プロフィール
小名木善行(おなぎ・ぜんこう)
昭和31年1月生まれ。浜松市出身。上場信販会社を経て執筆活動へ。私塾「倭塾」を主宰。ブログ「ねずさんの学ぼう日本」などで、古典・歴史などを踏まえた分かりやすい日本人論を発信、人気を博す。YouTube番組「CGS」「むすび大学」なども好評。著書に 『日本建国史』『庶民の日本史』『子供たちに伝えたい美しき日本人たち』『縄文文明』『日本武人史』『後世へ語り継ぎたい 美しく猛き昭和の軍人たち』など多数。