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写真集
Civil Engineers 土木の肖像
山崎エリナ 撮影
被写体の中に分け入って、情感豊かな世界を数多く描いてきた写真家、山崎エリナさん。ここ数年は土木の世界に魅せられて、工事現場で働く人々の姿をカメラに収めてきました。
2019年春、橋梁・トンネル・高速道路・一般道のメンテナンスの現場で働く人々を描いた『インフラメンテナンス』を出版し、業界紙をはじめ、新聞、テレビ、ラジオなどで取り上げられて、注目を浴びました。
そんな山崎さんが新たに手がけたのが、『Civil Engineers(シビルエンジニアーズ)土木の肖像』です。
自然災害が起き、道路の寸断や川が氾濫したとき、真っ先に駆けつけて市民生活を守ってくれるのが、建設業の人々。
豊かな自然を背景に、ふるさとを守る人々を追いかけ、誇りと使命感を描き出した待望の写真集です。
極寒、酷暑、四季折々に見せる 誇り高き建設人の一年を描く
©山崎エリナ
海から冷たい風が吹き込む中での線路脇工事、雪の山の中で起きた土砂崩れの補修、大きな川べりの護岸工事など、
冬の新潟から始まり、春、夏、秋、そして再び冬と四季折々の自然の中で工事に励む人々の一年をカメラに収め、その時々に感じたことを短文で記した、物語のように展開していく写真集です。
現場で働く人たちからじわりと伝わる熱量を閉じ込める
本写真集のあとがきで、山崎さんは次のように記しています。
時が止まったような雪景色
うだるような暑さの中での躍動感……
それらのすべてが一瞬の芸術となる。
ひとりひとりが育んできた技術、仕事への使命感と誇りがひとつになって、
日々の安全な暮らしがあるのだと、つくづく思い知らされる。
風雨にさらされることの多い風土の中で育まれた「底力」
写真の1コマ1コマに、現場で働く人たちからじわりと伝わる熱量を閉じ込めた。
国土を守り、私たちの日常を支えてくれる、CivilEngineers=建設人の力強く、かっこいい姿をぜひご覧ください。
山崎エリナ『Civil Engineers 土木の肖像』
B5判横型 120ページ 定価:本体2200円+税
全国の主要書店で発売中
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※オンラインショップで『Civil Engineers土木の肖像』と『トンネル誕生』を同時ご購入で、山崎エリナさんの直筆サイン本特典キャンペーン実施中。
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『Civil Engineers土木の肖像』PR動画(制作協力:株式会社小野組)
チラシのダウンロードは、こちらから>>>
著者プロフィール
写真家・山崎エリナ
兵庫県神戸市出身。1995年渡仏、パリを拠点に3年間の写真活動に専念。40ヵ国以上を旅して撮影を続け、エッセイを執筆。帰国後、国内外で写真展を多数開催。海外での評価も高く、ポーランドの美術館にて作品収蔵。第72回アカデミー賞にて名誉賞を受賞した映画監督アンジェイ・ワイダ氏からもその作品を高く評価された。ダイオウイカで話題になった自然番組・NHKスペシャル「世界初撮影!深海の超巨大イカ」では、スチールカメラマンとして同行し深海撮影。
2018、19年に「インフラメンテナンス写真展」を福島、仙台、東京ビッグサイト等にて開催。橋梁、トンネル、道路のメンテナンス現場を撮影した写真集『インフラメンテナンス~日本列島365日、道路はこうして守られている』発刊。その一連の活動に対して、インフラメンテナンス大賞優秀賞(国交省)を受賞。
写真集に、『アイスランドブルー』(学研)、『サウダージ』(初版 ピエブックス)、『千の風 神戸から』(学研)、『ただいま おかえり』(小学館)、『アンブラッセ~恋人たちのパリ~』(ポプラ社)、『三峯神社』『インフラメンテナンス~日本列島365日、道路はこうして守られている』(以上、グッドブックス)がある。
メディア情報
建通新聞6月25日付
業界紙大手の「建通新聞」が、取材記事を書いてくださいました。
建設現場をずっと取材してきた方だからこその記事です
神戸新聞6月24日付朝刊
建設通信新聞6月22日付
2冊の写真集の魅力を受け取って記事にしてくださっています。
6月18日の朝日新聞のAERA.dotで山崎エリナさんへのインタビュー記事が大きく掲載されました。
一般財団法人 建設業振興財団が発行する「建設業しんこう」2020年5月号で、【山崎エリナ×建設業】と題して特集が組まれ、本写真集の写真も掲載されています。
日刊建設工業新聞 2020年5月20日付
6月発刊の予告記事として取り上げてくださいました。